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〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-4-3 1階
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最近は朝晩の冷え込みが強くなり、
気温が低下し乾燥する冬には、
今回は湿度と感染症の関係、
ー湿度と感染症の関係ー
私たちの鼻や喉の粘膜は、
空気が乾燥すると
・鼻や喉の粘膜の水分が失われ、ウイルスが体に入りやすくなる
・ウイルスが空気中を長く漂いやすくなる
といった理由で、感染しやすい環境になってしまいます。
とくに子どもは大人より気道が敏感で、防御機能も未熟なため、
そのため、
ー医学的にみた加湿の効果ー
医学的な研究でも、室内の湿度を40~60%

適切な湿度(40~60%)を保つことで
①感染症を予防しやすくなる
・ウイルスが体に入りにくくなる
・侵入しても排出する力が維持される
特に呼吸器感染症が増える冬~春は効果が期待できます。
②咳や痰が出しやすくなる
湿度が適切だと、痰の水分量が保たれます。
粘り気が減ることで、咳をして痰を出しやすくなりなります。
③鼻詰まり・鼻水が改善することも
鼻の粘膜が適度に潤うことで、鼻呼吸がしやすくなります。
お子さんは鼻詰まりだけで眠れないこともあり、
ー加湿器を使用するときの注意点ー
加湿器を使用する場合は以下の点に気を付けましょう。
・水は毎日交換し、タンクを清潔に保つ
汚れた加湿器はカビや細菌を撒いてしまい、
・置き場所に注意
子どもの手の届かないところに置きましょう。
・湿度の上げすぎはNG
湿度が高すぎる(60%を超える)
ー加湿器がなくてもできる乾燥対策ー
「加湿器がない」「置くスペースがない」などの場合でも、
・室内に濡れたタオルや洗濯物を干す
・定期的に水分補給をする
・エアコンの風が直接あたらないようにする
ーまとめー

お子さんの健康を守るためには、手洗い・休養・
室内の湿度管理がとても大切です。
ご家庭でもできる範囲で、快適な湿度を保ってみてくださいね♪
ー参考文献ー
・「換気」と「加湿」の新常識。冬の感染症対策とは・・・?|
・厚生労働省 保育所における感染症対策ガイドライン
・法研関西 ヘルスケアnote 「職場や家庭で!加湿による感染対策」
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東京女子医科大学東医療センター(現・東京女子医科大学附属足立医療センター) 小児科、松戸市立病院(現・松戸総合医療センター) 新生児科、戸田中央総合病院 小児科、東京女子医科大学東医療センター 小児科
日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、感染症学会認定 感染症専門医、日本小児感染症学会 小児感染症認定医、ICD制度協議会 Infection Control doctor