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おちんちんのはなし2:子どもの包茎と亀頭包皮炎|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

おちんちんのはなし2:子どもの包茎と亀頭包皮炎

おちんちんのはなし2:子どもの包茎と亀頭包皮炎

亀頭が完全に露出してない状態を包茎といいますが、生まれた時には包皮と亀頭は癒着しており包皮先端部の包皮口も狭いため原則として全員が包茎です。包皮と亀頭の癒着は次第に解除され包皮口も開大し、個人差は大きいですが、多くの子どもが小学校高学年頃までには容易に包皮を反転し亀頭を露出できるようになります(仮性包茎)。思春期になり陰茎が大きくなると、自然に亀頭が露出するようになります。思春期過ぎて仮性包茎であっても、勃起時に亀頭が露出していれば基本的には問題ありません。よって、子どもの包茎は見守ればよいのですが、治療が必要な場合があります。また、見守りに注意すべき事項もあります。

治療が必要な場合

  • 包皮口が狭い:オムツを外した時に、たまたま赤ちゃんが排尿すると勢いよく飛び白衣を濡らすことがよくあります。包皮口が狭く排尿に勢いがなく包皮部が膨らみチョロチョロ出る場合は、排尿時に圧がかかるため尿路感染症のリスクになる可能性があり治療対象です。軽く包皮を反転し亀頭先端の尿道口が見えれば問題ありません。

治療はステロイド軟こうの塗布です。1日1-2回包皮口に塗布します。1~2カ月すると、オシッコの出口(尿道口)が見えるようになりオシッコが勢いよく飛ぶようになります。

  • 亀頭包皮炎を反復する:亀頭が露出していな子どもでは、包皮と亀頭の間に垢が溜まり(恥垢)環境も湿潤であるため細菌が繁殖し易くしばしば炎症を起こします。包皮先端部位のみの発赤腫脹(包皮炎)であれば抗生剤含有の軟膏塗布で治癒しますが、亀頭部の発赤腫脹を伴う場合(亀頭包皮炎)は抗生剤の内服が必要です。亀頭包皮炎では治療経過中に包皮と亀頭の間に溜まった膿の排泄がよく見られます。亀頭包皮炎を反復する場合は、抗生剤で炎症が落ち着いた後に、ステロイド軟こう塗布で包皮と亀頭の生理的癒着を積極的に解除し亀頭包皮部の清潔を保ちやすくします。

見守りで注意すべき事項

無理に包皮を反転させないこと。包茎治療のために、父親が子どもの包皮を無理に反転していると相談されることが稀にあります。痛い体験は辛いものです。また、出血するような傷をつくり自然に解除されない病的癒着を形成すると手術が必要になります。

包皮が反転し易くなれば、入浴時に包皮を反転し亀頭部を洗い清潔を保つようにします。但し、反転した包皮は必ず元に戻すこと。そのままにすると、亀頭の血液還流が不良となり腫脹し痛みます(亀頭嵌頓)。緊急の受診が必要です。

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