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こんなときはどうする? ~こどもの冬の服装編~|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

こんなときはどうする? ~こどもの冬の服装編~

寒暖差はあるものの、日中は暖かく心地の良い日もみられてきました。

 

今回は、受診時にもきかれる子どもの服装について、暑いとき/寒いときはどうしたらいいの?こんな時期は何を着たらいいの?といった悩みに応えていきたいと思います。

 

特に乳幼児は、外部環境の影響を受けやすく、暑い中にいると体温が上がり、寒いと体温が下がってしまいます。自分では体温調節を上手にできないため、大人だと我慢出来る範囲でも、子どもは急に体温が上がったり下がったりすることがあるので注意しましょう。

冬は室内外の気温差が特にあるので、それぞれの服装を乳幼児ごとにわけて紹介していきます。

 

*空調が入った室内では…*

乳児は保温性のある綿肌着(短肌着やコンビ肌着)に、ツーウェイオールやカバーオールを組み合わせると良いでしょう。ウールやアクリルを使った肌着なら暖かく、肌触りがやわらかいので、赤ちゃんも快適に過ごせます。

寝返りし始めたらお腹が出ないように、肌着はボディシャツやカバーオールにしましょう。

幼児になれば、肌着、長袖シャツ、トレーナーを重ねて、脱ぎ着しながら調節します。

 

厚手の服を1枚で着るより、薄手のものを重ね着したほうが調節もしやすい上、空気の層がふえるため暖かく過ごせるでしょう。歩き始めて体を活発に動かすようになってからは、着せすぎに注意しましょう。

 

*外出時は…

冬に外出するときは、暖かい素材のアウターを1枚プラスして、必要に応じておくるみで保温すると良いでしょう。レギンスやレッグウォーマー、ニット帽といった小物も活用しましょう。

幼児は、外では気温が高いうちは、中を薄着にし、寒くなったら上着や小物で調節します。

それぞれ適度なゆとりがある服を重ねて着ると、間に静止空気の層が増え、体の近くのあたたかい空気を閉じ込めることができます。

 

*こんなときはどうする?*

〇子どもが暑がっているかな?とおもったら、背中に手を通してみましょう。

背中が汗ばんでいる時は暑いと感じているサインになりますので、一枚脱がすなど対応しましょう。

〇手足が一時的に冷たいな、と感じたときは、お腹や背中などの体の中心をさわってみましょう。このとき、手足の先は冷たくても体の中心部分が温かく機嫌が良ければ問題ないでしょう。末端の毛細血管を収縮させ、体内に血液を集めて中心の温度を保とうとしているためです。

 

その他にも、服装や体温調節について気になることがあれば、気軽に相談してくださいね。

日中は暖かい日もありますが朝晩は冷え込みますので、お体には気を付けてお過ごしください♪

 

参考:

・NHKすくすく子育てch -子どもの服と体温調節 暑さ・寒さへの対策-

・赤ちゃん本舗 子育て応援サイト MIMI STAGE -子育て1歳未満-

 

新川崎ふたばクリニック 看護師 浦島

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