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花粉症の季節がやってきましたー①|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

花粉症の季節がやってきましたー①

やっと寒さが和らぎ暖かい日が増えてきました。いい季節になったと感じる反面、アレが猛威を奮う季節といえます。
アレ…そう。花粉です。
現代病ともいえる花粉症。その患者数は年々増加の一途をたどり、今は4人に一人が花粉症と言われる時代でもあります。スギ花粉のイラスト

『花粉症とは』

植物の花粉が原因となって水のような「鼻水」、繰り返す「くしゃみ」、「鼻づまり」などのアレルギー症状を起こす疾患です。
花粉症の約70%はスギ花粉症だと考えられています。これは、全国の森林の18%、国土の12%をスギが占めているためでもあり、関東や東海地方ではスギ花粉症が中心になります。また、関西ではスギと並んでヒノキも植林面積が広いため、ヒノキの花粉も要注意です。一方、北海道にはスギやヒノキが少なく、シラカンバ属(カバノキ科)が多いという特徴があります。

『花粉症の治療法』

従来からある内服や点鼻、点眼によって症状を起こす物質(ヒスタミンなど)の働きや炎症を抑え、症状を和らげる対症療法があります。そして、お子様でも出来るようになった、体をアレルゲンに慣らして症状を和らげるアレルゲン療法があります。
ここで、当クリニックで行っているアレルゲン療法にあたる舌下免疫療法についてご説明します。
舌下免疫療法とは、治療薬を一定時間舌の下に保持し、その後に飲み込みます。毎日の内服が必要になりますが、当クリニックでは5歳以上のお子様から、スギに対するシダキュアと、ダニに対するミティキュアという薬で行っています。
この治療は数年にわたり継続してい内服が必要になるため、月1回の受診が必要となります。根気のいる治療ですが、薬物療法で副作用がでるために治療が続けられない患者さん、また、薬物療法だけでは症状が抑えられないような患者さんでは、舌下免疫療法が考慮されます。長い期間の治療となるため、お子様自身をはじめ、ご家族が強く治療したいいう気持ちがとても大切です。
もしご興味がある方は、当クリニックへご相談下さい。

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