ブログ
Blog
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-4-3 1階
ブログ
Blog
日本には四季があり、四季折々の旬の食材を楽しむこともできます。
旬の食材には、その時期に合わせて私たちの体調を整える働きがあります。
秋は「食欲の秋」と言われるほど、おいしい食材が豊富な季節です。
秋の食材は夏の暑さで弱った体を回復する効果があります。
今回は猛暑での疲れをリセットする食材について紹介します。
「秋バテ」という言葉をご存じですか?
秋は、夏の間に消耗した体力が回復しきらないまま気温が下がり寒暖差や日照時間の変化によって自律神経のバランスが乱れやすくなります。
秋口に倦怠感ややる気の低下、胃腸の不調を感じたら秋バテが原因かもしれません。
秋バテ対策にお勧めの旬の食材
〇野菜
さつまいも・じゃがいも…食物繊維・ビタミンC・ビタミンEが豊富。
食物繊維は腸の働きを活発にする。イモ類に含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくい。
じゃがいもは余分な塩分を輩出する作用があるカリウムも含まれている。
かぼちゃ…リウム・カロテン・ビタミンCを豊富に含む。かぼちゃを食べると風邪をひかないといわれるほど栄養価が高い。
しめじ…野菜や果物からの摂取がむずかしいビタミンD、疲労回復に効果的なビタミンB群が豊富
まいたけ…免疫機能がアップするβーグルカンが多く、脂質をエネルギーに変えるビタミンB2がキノコの中でも特に多く含まれる。
〇くだもの・木の実
かき…1個で1日分のビタミンCが摂れるといわれているほど、ビタミンCが多い。
なし…アスバラギン酸、クエン酸、リンゴ酸など疲労回復作用のある酸が豊富。
ぎんなん…抗酸化作用があるβ‐カロテンやビタミンC・ビタミンEのほか、カリウムやマグネシウムなどのミネラルをバランスよく含む。昔から滋養強壮に効果があるとされている。
〇魚類
鮭…消化・吸収によい良質のたんぱく質やビタミン類を含む。
鯖…DHAやEPAを多く含んでいる
秋刀魚…動脈硬化・血栓予防、生活習慣病予防にも役立つ
自律神経の乱れは、十分な睡眠、適度な運動やストレッチ、朝起きたら朝日を浴びるなど規則正しい生活を心がけることも大切ですが、
まずは 楽しく・おいしく旬の食材をバランスよく取り入れて、夏の疲れを癒すのはいかがでしょうか。
参考:
https://www.taisho.co.jp/company/newsletter/2025/20250911001953/
https://www.seikatsu-kojo.jp/contents/autumn.html
新川崎ふたばクリニック 看護師 茨木
東京女子医科大学東医療センター(現・東京女子医科大学附属足立医療センター) 小児科、松戸市立病院(現・松戸総合医療センター) 新生児科、戸田中央総合病院 小児科、東京女子医科大学東医療センター 小児科
日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、感染症学会認定 感染症専門医、日本小児感染症学会 小児感染症認定医、ICD制度協議会 Infection Control doctor