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〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-4-3 1階
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2月に入り、ニュースや天気予報、またCMなどでも花粉症の話題が目立つようになってまいりました。
私自身も花粉症患者ですので、神経質になる季節です。
2023年は、関東甲信はスギ花粉が非常に多く飛散する予報だそうです。
小児のスギ花粉症は年々増加傾向で、特に5~9歳で30.1%、10~19歳で49.5%と大人の発症率と変わりません。
鼻水・鼻づまり、目のかゆみや肌のかゆみ・荒れがひどくなると勉強や運動といった活動を低下させ、日常生活に多くの影響を与える可能性があります。
今回、まずは花粉にさらされない過ごし方のポイントをまとめてみました。
〇外出する際はマスク・めがね(ゴーグル)・帽子を装着!
花粉が付着しやすいのは、表面にでている頭と顔です。マスクやめがねで顔をカバーし、帽子で頭をカバーすることで避けることが可能です。
マスクは、吸い込む花粉の量をおよそ1/3~1/6減らし、鼻の症状を少なくさせる効果が期待できます。
めがねは、目に入る花粉の量をおよそ1/2~1/3減らすことができます。
〇外出から帰ってからまずは…
上着やコートに付着した花粉を払いましょう。
手洗い・うがい・洗顔をし、顔や口に入った花粉を洗い流しましょう。手に付着したまま顔や目を触ってしまうと、かゆみや荒れの原因になる可能性があります。
〇洋服のチョイスや洗濯もの
上着やコートは表面がスベスベした綿やポリエステルなどの化学繊維のものには花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸いこむ量を減らすことができます。
また空気が乾燥し、静電気が発生すると花粉が付着しやすいため静電気防止のスプレーなどを前もってすることも付着を制限できます。
洗濯物は、花粉が飛散するシーズンは室内干しが安全ですが、どうしても外に干したい場合は、室内に取り込む前に花粉を払いましょう。
また、花粉の飛散ピーク時間が11時~14時・17時~19時の2回のため、できるだけ早い時間に出して午前中のうちに取り込むとよいそうです。
花粉症対策にかかわらず、正常な免疫機能を保つために、睡眠をよくとること、生活習慣を保つことは大切です。また風邪などを引かないことは、鼻やのどの粘膜を正常に保つために重要です。
対策をおこなっていても、生活に支障をきたす花粉症の症状がある場合は、
ご遠慮なく、ご相談ください。
参考:
厚生労働省 花粉症Q&A集
花粉飛散情報2023 日本気象協会tenki.jp
鼻アレルギー診療ガイドライン-通年性鼻炎と花粉症-2020年版
新川崎ふたばクリニック 看護師 茨木