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育児中の腱鞘炎|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

育児中の腱鞘炎

育児中の腱鞘炎について

 

子育ては幸せな時間ですが、抱っこや授乳、おむつ替えなど手や腕に負担のかかることが多いですよね。その結果、手首や指が痛む「腱鞘炎」に悩まされるお母さんお父さんは多いと思います。

特にお母さんは産前産後、女性ホルモンの影響で腱鞘(手の筋肉と骨をつなげる部分)が収縮しやすく、腱鞘炎になりやすい状態です。また同じく女性ホルモンの影響で身体がむくみやすく、むくみにより手が圧迫され痛みやしびれが起こりやすい状態です。

このブログでは、育児中に起こりやすい腱鞘炎の原因、予防と少しでも負担を軽く出来るような対策とケア方法について、お伝えします。

 

育児中の腱鞘炎の原因

育児が始まると、手と手首を使って赤ちゃんを抱っこしたり、授乳の際に手で体重を支え同じ姿勢を長時間続けることが多いです。おむつ替えや着替え、赤ちゃんに関する家事も思いのほか多く、指や手、手首に負担が集中しやすいことが分かります。

 

予防と対策

 

1 腕と体を使って抱っこする

抱っこする時は、手で軽く頭を持ちあげたら、次に腕全体に頭と上半身を乗せ、反対の腕を使ってお尻を支えるように抱っこします。なるべく手や手首を使わないことを意識しましょう。お母さんお父さんと赤ちゃんの体を密着させるようすると安定します。体全体を使う意識をしてください。

 

2 授乳クッションを使って授乳

赤ちゃんに母乳やミルクを飲ませるときは、授乳クッションを使いましょう。授乳クッションで赤ちゃんの頭の位置を高く保持することで手首への負担が減ります。授乳クッションU字型またはC字型の柔らかすぎない適切なサポート力のあるものをおすすめします。赤ちゃんの位置を安定させることで手首や腕への負担を減らせます。

 

3 サポーターの使用

手首を安定させるために、サポーターを使用するのも選択肢の1つです。

効果的にサポーターを利用しましょう。特に抱っこや授乳の時に効果があります。

 

4 ストレッチやマッサージ

軽いストレッチやマッサージを日々行なって、柔軟性を保ちましょう。

 

5 強い痛み、腫れが引かない、指や手首に力が入らないなど日常生活に支障がある場合は病院に行くことをおすすめします。早めの治療で症状の悪化を防ぐことができます。

 

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