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〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-4-3 1階
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全国的に百日咳が流行しており、川崎市でも百日咳の報告数が増えています。
乳児早期のお子さんがかかると重症化するため、生後2か月になったらすぐに百日咳のワクチン(五種混合ワクチン)の接種を開始しましょう。
また、0~1歳に4回ワクチンを接種していても、その後4‐12年で抗体価が低下してしまうため、百日咳の患者さんの多くが5~15歳未満の学童となっています。
このため日本小児科学会では就学前(5-6歳)に三種混合ワクチン(DPT)の追加接種をすること、11-13歳の定期接種である二種混合(DT)ワクチンの代わりに三種混合ワクチンを接種することを推奨しています。また、全国的に薬剤耐性菌(通常の抗生物質治療が効かない百日咳菌)の報告が増えており、ワクチンによる予防がより重要と考えます。
当院でも接種を行っておりますので、ご不明な点がございましたらいつでもご相談下さい。三種混合ワクチンの接種は任意接種(自費)となります。
こちらもご参考にして下さい。
※川崎市感染症発生動向調査事業から
https://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000032/32052/sinai0713.pdf
※就学前ワクチンについて
新川崎ふたばクリニック 小児科医 志田洋子