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子どもの事故予防~冬に潜む子どもの危険~|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

子どもの事故予防~冬に潜む子どもの危険~

陽が落ちる時間も早く、寒い日が続く様になり、本格的な冬の時期となりました。

冬の時期は、事故が増える時期でもあり、

冬を安全に乗り切るためにこれからお伝えすることをご参考にしていただけたらと思います。

 

 

 

〈暖房器具によるやけど〉

寒くなる冬は、電気毛布や湯たんぽ、カイロ、ストーブなど様々な暖房器具の出番です。暖かく過ごせる暖房器具ですが、やけどの危険がありますので小さなお子様の手の届かないところにおいたり、使用する際は環境を整えることが大切です。

やけどに関することは、当院ブログの「防ごう!こどもの事故シリーズ〜やけど〜」をご覧ください。

 

〈冬の脱水症に注意〉

冬は、湿度が低く空気が乾燥することや夏場に比べて喉の渇きが感じづらかったりすることで水分摂取量が減り、じわじわと体の水分量が減り、脱水になりやすい時期になります。

そのため、

①加湿器を使用して部屋の湿度を上げる

(目安:冬の部屋の温度20度前後、湿度50〜60%)

②喉の渇きがなくても、こまめな水分補給を心がける

③肌からの水分蒸散を防ぐために保湿をする

④着脱しやすい服装をし、適切な体温調節をする 

を心がけていただけるといいと思います。

特に寒くなり厚着をする時期、子どもは大人よりも体温が高く、厚着をすることで体温がこもりやすく、知らず知らずのうちにたくさん汗をかいていることもあります。着脱しやすい服装を心がけ、時々背中に手を入れて汗をかいていていないか確認することもいいかと思います。

 

〈冬の外遊びの服装に潜む危険〉

寒くなり室内での遊びも増える一方で、外で遊ぶこともあると思います。寒くなると防寒対策として、上着やマフラー、手袋、ブーツなど冬の装いをして遊ぶことがあると思います。あまり着慣れていない冬の装いは、例えばマフラーが遊具にひっかかる、慣れないブーツで走って転倒する、上着がモコモコしていて動きを妨げてしまうなどの危険があります。そのため、遊具で遊ぶときは、手袋やマフラーは外す、沢山走る場合は運動靴にする、上着はフードや紐がなく、こどもの成長にあわせた動きやすいものを選ぶなどをして、安全な服装で冬の外遊びを楽しめたらと思います。

 

 

 寒い冬、家族みんなで気をつけて、楽しく安全に過ごしましょう。

 新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科    看護師 佐藤

 

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