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子どもが溺れるときは静か|新川崎ふたばクリニック小児科・皮膚科|

子どもが溺れるときは静か

子どもが水に溺れるときは、溺れた状況を理解できず、もしくは呼吸に精一杯で声を出す余裕もなく、静かに沈みます。(これを本能的溺水反応といいます。)

 

本能的溺水反応は、大人にも当てはまる現象なのですが、子どもはとにかく「静かに早く溺れる」ので、注意が必要です。実は私の経験でもそのようなことがありました。数年前ですが、一緒に海で遊んでいた息子が浮き輪から手を滑らせ眼の前でコポコポと沈み、とっさに手を掴み上げたのです。今でもぞっとします 😥 

 

他国に比べ日本では、家の中での水の事故が多いです。特に、入浴の際の事故です。少しの時間、少しの水量と油断せず水遊びや入浴の際には目を離さないようにしましょう。子どもは10㎝の水深でも溺れます。入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣にしましょう。

 

もし、乳幼児が溺れてしまったら、直ちに引き上げ

1.平らな場所に寝かせて

2.意識があるかを確認し

3.意識がなければ人を呼び、(救急車連絡も)

4.絶え間なく、心臓マッサージと人工呼吸を行ってください。

 

参考サイト

教えて!ドクター「溺水について」

看護師 坂巻

 

院長 志田 洋子
記事監修
院長 志田 洋子

東京女子医科大学東医療センター(現・東京女子医科大学附属足立医療センター) 小児科、松戸市立病院(現・松戸総合医療センター) 新生児科、戸田中央総合病院 小児科、東京女子医科大学東医療センター 小児科

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、感染症学会認定 感染症専門医、日本小児感染症学会 小児感染症認定医、ICD制度協議会 Infection Control doctor

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