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マスクの付け方・選び方|新川崎ふたばクリニック小児科・皮膚科|

マスクの付け方・選び方

2月に入り、花粉症の症状が出始めた方もいるのではないでしょうか?

マスクをしているのに、鼻水・くしゃみが治まらない!それはもしかしたら、マスクの選び方や装着が適切にできていないのも原因の一つかもしれません。

今回はマスクの選び方と、着用方法・取り扱い方法をお話していきます。

マスクを使いこなせれば、花粉症だけでなく 風邪を予防したり、大掃除の時にカビやハウスダストを防いだりする時にも役立ちます!

 

◎サイズの選び方

販売されているマスクには、「大きめ・普通・小さめ・子ども用」などサイズ表示があるかとおもいます。

だいたい年齢等で選びがちですが、手を使ってサイズを図る方法があります。

 

1.親指と人差し指で「L」の形を作る。

 

 

 

 

2.Lの形を保ったまま、親指の先端を耳の付け根の一番高い位置にあてて、人差し指の先

  端を鼻の付け根から1cm下のところにあてる。

 

 

 

3.親指から人差し指までの長さを定規やメジャーなどではかる。

測った長さが
9~11cm→子供用サイズがおすすめ
10.5~12.5cm→小さめサイズがおすすめ
12~14.5cm→ふつうサイズがおすすめ
14cm以上→大きめサイズがおすすめ

 

◎素材の選び方

一般的なマスクでは素材が不織布のものが最も効果が高くなります。

ただ、不織布マスクは性能がよい分、通気性は布やウレタンマスクと比べ悪く、息が吸いにくい傾向にあります。

お子様の場合、息が吸いにくいなどの不快があると使用を続けることが難しくなりますので、お子様にあった素材選びをしましょう。その他、素材にかかわらず好きなキャラクタープリントマスクがあれば準備をしたり、保護者の方もマスクを着用している姿をみせることで、お子様のモチベーションがあがります。

◎装着の時のポイント

マスクをしっかりと顔に密着させて鼻・頬・顎とマスクの隙間なくつけたら、ゴム紐を耳に掛けます。フィットするようにプリーツを縦に伸ばすなどして調整しましょう。

 

◎マスクの取り扱い

 ◆マスクの外表面を手で触らない(外側に細菌やウイルス、花粉、ホコリなどが付着しているため)

 ◆マスクから鼻を出さない

 ◆マスクを下げて顎についけない(顎マスク)

 ◆床や地面に落ちてしまったマスクは使用しない

 

使用後のマスクを捨てる際は、まずマスクの本体に触らないよう、ゴム紐部分をもってそっとマスクを外します。

インフルエンザ・コロナ等に罹患している方のマスクを捨てるときは、ビニール袋に入れて封をして捨てるようにしましょう。マスクを捨てたあとは、石けん・流水で手を洗いましょう。

 

その他

 ◆高齢者の方と会う時や、病院に行く時はマスクを着用しましょう。

 ◆2歳未満のお子様のマスクの着用は推奨しません。2歳以上のお子様で着用する際は、保護者や周囲の大人がお子様の体調に十分注意した上で着用しましょう。

 ◆夏は熱が籠もり、熱中症のリスクがある為注意が必要です。

 

正しいマスクの知識を身につけ、健康で快適な毎日を送りましょう。

 

        新川崎ふたばクリニック小児科・皮膚科   看護師 茨木

 

【参考】

厚生労働省HP

小児科学会HP 

日本衛生材料工業連合会 

クラシエ漢方 

 

院長 志田 洋子
記事監修
院長 志田 洋子

東京女子医科大学東医療センター(現・東京女子医科大学附属足立医療センター) 小児科、松戸市立病院(現・松戸総合医療センター) 新生児科、戸田中央総合病院 小児科、東京女子医科大学東医療センター 小児科

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、感染症学会認定 感染症専門医、日本小児感染症学会 小児感染症認定医、ICD制度協議会 Infection Control doctor

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