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こわがらないで!~簡単な目薬のさしかた~|新川崎ふたばクリニック小児科皮膚科|新川崎駅と鹿島田駅から徒歩1分

こわがらないで!~簡単な目薬のさしかた~

はじめに

 4月になり気温もあったかく過ごしやすい季節になりましたね。とはいえ花粉症の自分はまだまだマスクと目薬とティッシュが手放せず…花粉対策真っ只中です。大人も辛い花粉症ですが近年の子どもの花粉症の発症率も年々増えています。

 アレルギー性鼻炎ガイド(2021年版)ではスギ花粉症をもっている子どもの割合は、0〜4歳で3.8%、5〜9歳で30.1%、10〜10歳で49.5%となっています。特に5〜9歳の有症率の増加はこの約10年で2倍以上に増えています。鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、辛い症状に悩まされているお子さんも多いことでしょう。薬を飲んだりマスクをしたり…その中でも大変なのが子どもへの目薬!『点眼』です。

 

簡単な点眼の方法

 『こわい~こわい~目に入る~』4歳の娘へ初めて点眼をするとき、とても怖がっていました。私は自分の目へ点眼するのも正直ドキドキします。色々なやり方はありますがここでおすすめしたいのは『目を閉じたまま目薬を垂らす方法』と『あっかんべー方法』です。

 

【点眼のポイント・注意点】

・点眼をする前に手を洗いましょう

・目薬の先が目やまつ毛に直接触れないようにしましょう

・点眼後は目の周りを拭きましょう

・きょうだい、家族での点眼の共有はやめましょう

・目薬の量は1滴で十分、それ以上はあふれてしまいます

・目薬の底部分を押すと1滴で出てきますのでお試しあれ

 ※容器によっては出来ないこともありますので参考までに…

 

①目を閉じたまま目薬を垂らす方法

 目を閉じたままで良いの?と思われるかもしれませんが、目を閉じたまま目頭に目薬を1滴ずつ垂らす、それだけです。寝たままの体勢の方が行いやすいです。(目をぱちぱちさせなくても目頭に溜まった薬液がまばたきのタイミングで目に入っていきわたるので大丈夫です)

②あっかんべー方法

 寝てしまったお子さんに点眼するのは大変ですよね。そんな時はこちらの方法をお試しください。下まぶたを下に引っ張り、赤い部分に1滴垂らす。元に戻すと自然と薬液が目に入ります。あふれた薬液は目周囲の肌荒れの原因となりますのでふき取ってくださいね。

終わりに

この方法を実践してからは格段に点眼が楽になりました。娘も『めぐすりさ~んおいで~』と嫌がること無くさせてくれるようになりホッと一安心の母です。ぜひ点眼が苦手なお子さんにお試しください。

 

                                       新川崎ふたばクリニック 看護師 伊藤

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